【無料】婚活サイトの利用で後悔しない方法
婚活せずに待っていれば王子様・女神様がやってくる？
【婚活の必要性】
2017年4月、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、50歳まで一度も結婚をしたことのない人の割合を示す「生涯未婚率」は、平成27年に男性23.37％、女性14.06％でした。
生涯未婚の人は男性のほぼ4人に1人、女性のほぼ7人に1人となり、結婚しない男女が増えていることがわかりました。
肉食系女子、草食系男子。すでに古い言葉となっていますが「待っているだけでは結婚できない」と気づいた女性が、どんどん外に出て白馬に乗った王子様を探しにいくようになりました。逆に「生身の女性が怖い」「告白して断られて傷つくことを恐れる」という大人しい男性も増えました。
古くは江戸時代。親が決めた相手（いいなずけ）と結婚することがほとんどでした。高度成長期なら職場結婚やお見合い。バブル期は男性も就職ができ収入も増加していたため、結婚もできました。
しかしバブル崩壊後、正社員になれない男性も増え、派遣社員という新しい働き方が加わり、価値観の変化、女性の生き方の選択肢が増えたことから、男女ともに結婚を急がなくてもいい時代になっています。
待っていれば王子様が白馬に乗って迎えにきてくれる。
自宅に引きこもっていれば女神さまが現れて、ずっとそばにいてくれる。
そんな夢のようなお話は、ドラマや漫画・アニメの中にしかありません。
もう婚活なくして結婚はできないのです。
【理想と現実のギャップに気づこう】
女性の理想の結婚観は
・結婚したら専業主婦
・相手の男性は容姿がよくて、高学歴で年収も高い
が多いようです。
しかし、年収が600万円以上の未婚男性は、ほんの3〜4%しかいません。100人中3人しかいない男性を求め続けて、本当にゴールできる女性はどれだけいるでしょう。
ある女性週刊誌で結婚した女性にアンケートでは、相手の男性に対して譲歩したところは「容姿」と「年収ダウン」でした。
相手に理想を求めるだけでなく、譲歩して現実にあわせる女性から先にゴールしています。
【婚活ノートを作ろう】
婚活前に自分自身の棚卸をしましょう。自分がどこに行きたいかを決めていなければ、ゴールにはたどり着けません。
そこで婚活ノートを作ります。市販のノートに「結婚のメリット」「結婚するデメリット」「自分の長所と短所」「自己PR」「譲れない条件」「いつまでに結婚するか」「結婚後の生き方」を書きだします。
【結婚のメリット】
あなたにとって結婚するメリットは何ですか。いくつでもいいので思いつくままに書き出します。家族をもつメリット、経済的なメリット、精神的なメリットが挙げられます。
・一人ではなくなる
・子供がもてる
・家賃や生活費が折半できる
・家事を分担できる
など。
【結婚するデメリット】
結婚はいいことばかりではありません。失うものもあります。だからデメリットも書き出しましょう。それでも一生独身は嫌だと思えるなら、婚活を頑張りましょう。
・自分の時間がなくなる
・自由に使えるお金が減る
【譲れない条件をハッキリさせよう】
どんなことにも譲れないものがあります。あなたが結婚相手に求める条件、とくに絶対に譲れない条件を決めておきましょう。
・年齢
・身長
・体重
・体型
・学歴
・住まい
・年収
・親と同居
・喫煙
これらの中から3つまで譲れない条件を決めておきます。なお、この条件は常に軌道修正します。
なお「顔（美人・イケメン）」「スタイルがいい」「身長が高い」「若い」「金持ち」という条件は、20年・30年続く結婚生活で本当に必要かどうか、よく考えてください。
美人（イケメン）なら、相手のすることを全部許せますか。
スタイルがよければ、ぜんぶオッケーですか。
若ければ若いほどいい。本当ですか。
金持ちなら、あなたが稼がなくてもいいですか。
結婚には価値観の共有がとても重要です。同じ方向を向いていることが結婚を続けるためには必要不可欠なことを忘れないでください。
【いつまでに結婚するか期限を区切る】
どんな目標にも期限を決めましょう。
資格試験ならば試験日が決まっています。大学受験も同じです。人は期限を決めなければ本気になりません。そして期限を決めたら、その日まで本気で、集中して取り組みましょう。
【自分の長所と短所、自己PRを書き出す】
あなたがもっているものを書き出します。良いところ（長所）、悪いところ（短所）をこの機会に見直します。
また、まだ見ぬ相手にはあなたのプロフィール（自己PR）が情報のすべて。あなたが求める相手にアピールする内容を主観的でなく客観的に書き出しましょう。
【結婚後の生き方】
結婚したあとも働く（共働き）のか、働かない（専業主婦）のか、考えておきます。
ただし、経済力が足りないお相手の場合、あなたが「仕事をやめて家にいたい」というオーラを出すと、結婚を尻込みする可能性があるので注意が必要です。